【実体験】3人の業者・サクラに騙されてわかった業者の見極め方

私は騙されました。ええ、騙されました。いわゆる業者って奴です。数多のマッチングアプリがあり、最近はセキュリティも高いイメージが強いと思いますが、騙されました。

何人に騙されたかって?3人に騙されました。もうトラウマです。「もうマッチングアプリで出会いなんて嫌だ」なんて自暴自棄になったこともありましたが、試行錯誤を繰り返して、今では健全な出会いができるようになっていきました!ということで、今回はどうすれば業者を見分けられるのか徹底解説していきたいと思います!

業者とサクラの違い知ってる?

「業者」とよく混同しがちなのが同じ悪質なユーザーである「サクラ」です。どちらも純粋に出会いを求めるユーザーにとって注意すべき存在であることに違いはないのですが、その目的や本質は全く異なります。そこで、ここではまず業者とサクラ、それぞれどのような人たちのことを言い、どういう風にマッチングアプリ内で活動しているのかを具体的に解説していきます。「イマイチ違いが分からない・・・」という人はぜひ参考にしてみてください。

そもそも業者ってどんな人たちなの???

マッチングアプリ上における「業者」とは、純粋な出会い目的ではなく、悪質なビジネスや詐欺まがいの行為をする目的でマッチングアプリを使っているユーザーのことを言います。具体的には別の高額婚活サイトへの誘導、マルチ商法や宗教への勧誘、個人情報の抜き取りなどが主な業者の活動として挙げられています。最近ではネットワークビジネスや投資への勧誘、情報商材の販売なども増えてきているようです。いずれにしてもやればやるだけ業者にお金が入るシステムになっていて、少しでも多く稼ぐために不特定多数の人と簡単に知り合えるマッチングアプリを悪用し、活動しています。

サクラってどんな人たちなの???

一方、「サクラ」とはマッチングアプリの運営会社がアプリを盛り上げたり会員数を多く見せたりするために雇った偽のユーザーのこと。サクラの目的はアプリ内で実際に出会えるかのように演出することなので、業者のように悪徳なビジネスの勧誘をしてきたり高額商品を売りつけてきたりということはありません。ただし悪質なサクラの中にはマッチングアプリの運営会社から報酬をもらって、有料のオプションを付けるよう誘導したりポイントを使わせようとしたりしてくる人もいるようです。このように注意が必要なサクラですが、大手のマッチングアプリは会員数が十分に多く、そもそもサクラを雇う必要とメリットがないことからサクラはほぼいないと考えられています。

私が会った3人の業者の手口

では、実際業者はどんな手口でユーザーに近づいてくるのでしょうか。ここでは私がマッチングアプリをやる中で出会った3人の業者のやり口を詳細に公開します。どのタイミングでどういった言葉をかけられて騙されてしまったかなど、赤裸々に紹介しますのでぜひご覧ください。また一括りに「業者」と言っても色々な種類の業者がいるので、どんなタイプの業者がいるのかもあわせて紹介します。

マルチパターン

マッチングアプリを始めて間もない頃、桐谷美鈴さん風の美女とマッチングし、やり取りをし始めたその日にデートにも誘われ1週間後に会うことになりました。当日はお昼過ぎにカフェで待ち合わせをし、写真通りの美女とのデートに有頂天になっていたのですが、世間話を10分ぐらいした後に彼女が一言・・・「実は私、今年から新しいビジネスをやっててそれのおかげですごく幸せなんだよね~」。彼女はそのままよく分からない横文字の用語や全貌の見えない謎のビジネスについて話し続け、挙句の果てに「このカフェの向こうのビルが事務所なんだけど今から一緒に話だけ聞きに行かない?」と誘ってくる始末。マルチだと気付いて逃げ帰りましたが、待ち合わせ場所のカフェが事務所のすぐ側だった周到さに青ざめた出来事でした・・・。

悪徳サイト誘導パターン

次は可愛らしい雰囲気の年下女性とマッチング。すぐにメッセージが来て話を聞いてみると、「この辺りに引っ越してきたばかりで友達もいないため寂しくてアプリを始めた」とのことでした。私も転勤族で気持ちは分かったので同調した感じのメッセージを送ると、「〇〇さん(私)と早く仲良くなりたいので、特別に私のブログ教えますね!このURLから飛べるんですが、ブログに私の詳しいプロフィールとか写メとか載せてるので遊びに来て下さい!」と書かれたURL入りのメッセージが返信として来ました。興味本位でURLを開くと、なんとそこは高額な出会い系サイト!そして気付いた頃には彼女は私をブロックしたようで、マッチングアプリ上では綺麗さっぱりいなくなっていました・・・。

個人情報収集屋パターン

度重なる業者との出会いに疑心暗鬼になっていた私が次にマッチングしたのは見た目も年収も至って普通の女性。すぐにメッセージが来たのですが「アプリはあまり見ないのでLINE教えてくれない?」といきなりLINE交換の打診をされました。ちょっと早すぎないか?とも思ったのですが、自分も実際アプリでやり取りするのは面倒だったのでアカウントを教えることに。するとすぐLINEからメッセージが来て「LINEは調子が悪くなることも多いからメールアドレスも教えてくれる?」とのこと。そっちからLINEアカウントを聞いたのに!?と怪しんでしばらく放置していると「メール苦手だったら電話番号教えてくれたらかけるよ!」と返信が・・・。個人情報を収集したい目的が露骨すぎてもはや呆れてしまいました・・・。

使える業者の見分け方の紹介

ここまでの私の体験談を読んで、「絶対業者とやり取りなんかしたくない!」と思ったという人は多いかと思います。そこで、次は業者の効果的な見分け方を5つ紹介します。業者のプロフィールにはいくつかの特徴があり、今からお伝えするような特徴を持つプロフィールを作成している人を避けることでかなり業者に出会う確率は下がるでしょう。またマッチングしてすぐの段階でも業者を見分けるポイントがあるので、あわせて解説していきます。

LINE交換までがとにかく早い

私の場合もそういう人が多かったのですが、業者はLINE交換までがとにかく早いです!通常であればアプリ内で3日~1週間ぐらいの時間をかけてメッセージのやり取りをした後にLINE交換をするか、もしくは実際に会うまではLINE交換しないという人もいるぐらいなのですが、業者の場合は初めましてのメッセージからLINE交換を要求してくることもしばしば。業者はアプリ内で業者であることがバレてしまうと通報されたり強制退会させられたりする可能性があるため、一刻も早くLINEへと移行し運営の目の届かないところでやり取りをしたいと考えているようです。従って、あまりにも相手からのLINE交換の打診が早い場合は一度業者である可能性を疑ってみましょう。

美人・イケメン過ぎる

プロフィール写真が芸能人並みの美人・イケメンの場合は業者である可能性が出てきます。業者は少しでも多くの人と効率良く出会いたいと考えているため、美人やイケメンの写真をプロフィール写真に設定し、たくさんの人から注目を集めたいと考えているようです。もちろん普通に活動している美人やイケメンもいますが、プロフィール写真を1枚しか載せていない場合や、プロフィールにほとんど何も記載されていない場合などは業者を疑った方が良いでしょう。また、プロがスタジオで撮ったかのような完成度の高い写真や、画質が異常に粗い写真などにも注意が必要。ネット上から拾ってきている写真をプロフィール写真にしている可能性が高いです。

年収が明らかに高すぎる

年収が同年代の平均より異常に高い場合も注意が必要なケース。マルチや投資に勧誘したい業者は自分が成功者であることをアピールするために年収を大幅に盛っていることが多いと言われています。だいたいは実際にデートをした時にお金に不自由しないぐらい稼いでいることを改めてアピールしてくる人が多いのですが、メッセージのやり取りの段階で高収入にも関わらず仕事内容についてはっきりと答えられない人は業者である可能性を疑いましょう。自分の仕事の説明も満足にできないのに同年代より遥かに稼いでいるなんて怪しいことこの上ありません。また、年収だけでなくブランド物を身に付けた写真を多用したりプロフィール文でお金持ちであることを匂わせたりしている場合も注意が必要です。

雰囲気が自由人過ぎる

やたらと「自由な生活」を強調してくる人も注意が必要なパターンです。プロフィール文に「昔は社畜だったけど、ある人に出会って人生変わって自由に働きながら稼げてます!」とか「趣味は海外旅行で、旅行中もパソコン1台あれば仕事ができるので毎月行っています!」などの一見キラキラして見える生活をプロフィール文や写真でアピールしてくる人はネットワークビジネスの会員や情報商材の販売をしてくる業者である可能性が高くなります。また、交友関係が広く頻繁にパーティに行っている、副業をしていてビジネス仲間が多く生活が充実している、といった内容のプロフィール文を書いている人も要注意。これらは「羨ましい」と思わせて興味を持たせる業者側の作戦となっているのです。

facebookの友達が明らかに少な過ぎる

ペアーズやwithなどの大手マッチングアプリではFacebookを経由して登録をするものも多く、その場合だいたいのFacebook上の友達数がマッチングアプリのプロフィールにも表示されるようになります。そこでFacebookの友達数が10人前後など、極端に少ない場合は注意が必要です。というのも、Facebookでの友達が10人以下だとそもそもFacebookアカウントから登録すらできないアプリもあり、友達数が明らかに少ない場合は業者がなんとか10人友達を集めてアカウントを作成し運営している、という可能性が出てくるのです。写真やプロフィールなどを見ると美人やイケメンで交友関係も広そうなのにFacebookの友達数が異常に少ない人は業者であることを疑うと良いでしょう。

業者がいないアプリ3選

業者の特徴やその見分け方に関して説明させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。ただ、いくら見分け方が分かったとしても「できればそもそも業者がいないマッチングアプリを使いたい・・・」という人は多いかと思います。そこで、最後に私が使ったマッチングアプリの中で業者に出会うことがなかったおすすめのアプリを3つ紹介します。基本的に大手のマッチングアプリは近年かなりセキュリティ対策に力を入れていて業者に出会うことは少なくなっているようですが、その中でも特におすすめのアプリとなっています。ぜひこれから紹介する3つのマッチングアプリを使って、安心・安全な婚活・恋活ライフを送ってくださいね。

ユーブライド

ユーブライドは20代後半以降の結婚を意識する大人男性・女性に人気のアプリで、真剣に婚活している人が多いと言われています。大きな特徴は女性会員も有料になるという点でしょう。マッチングアプリの中には男性のみ有料で女性は無料で使用できるというものも多いのですが、ユーブライドは男女共に同料金となります。それだけ真面目に婚活している人が多くなりますので、業者は活動がしにくくなり結果としてほとんどいないようです。また、365日24時間運営による目視での監視体制も整っており、ユーザーが安心して利用することができるように工夫されています。

マッチドットコム

マッチドットコムは元はアメリカで始まった婚活アプリで、今では世界25ヵ国で使用されている大規模なマッチングアプリです。日本での会員数も約190万人で、主に30代の男女に人気となっています。マッチドットコムも女性が有料となっていて、真剣に恋活・婚活をしたい人が集まると言われています。なんといっても特徴として挙げられるのはその安全性の高さ。身分証明書による本人確認が必要なことはもちろん、運営側に審査されたプロフィールのみが掲載されるようになっており、万全のセキュリティ体制が敷かれています。やり取りも専用のメールアドレスを使って行うので、個人情報の抜き取りを目的としている業者も参入しにくいでしょう。

ゼクシィ縁結び

ゼクシィ縁結びは大手企業であるリクルートが運営するマッチングアプリ。女性の中には「結婚が決まったらまずはゼクシィを買う!」というイメージを持つ人も多くいて、ゼクシィ系列のブランド力は絶大です。そのような特徴からアラサー世代以降の結婚を意識している女性に特に人気があるアプリです。またこちらも女性は有料となっていて、他2つと同じように真剣に婚活・恋活する男女が集まっている印象。信頼のおける大手企業が運営しているだけあり、24時間体制のパトロールや一人一人に対しての本人確認など、安全対策もばっちり行われています。業者の心配をせず安心して利用できるマッチングアプリと言えるでしょう。

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